杉村太蔵が、小泉元首相を影から総理にまで上り詰めさせた敏腕秘書、飯島勲氏
の応援の下、地元北海道で、セミナーを開いて600人からの立ち見まで出るほどの
動員をしたそうな。
当初、杉村太蔵と云う26歳の若者が出て来た時の自由奔放な洒落の効くなかな
か面白いキャラが注目を浴びマスコミが殺到して、一躍時の人となった。有権者は
その特異なキャラクターに注目していたのに、当時の幹事長武部勤に一喝されて
からは、そのキャラクターを一切封印して普通の一年生議員に成り下がってしまっ
てからは、そのギャップからそう見えてしまうのかも知れないが、マスコミに追いか
けられても、イッチョ前の政治家面している様にしか映らなくなってしまった。
しかし、まだまだ根強い個性を持った彼を自民党は多いに利用し自民党の選挙応
援に、引っ張りまわし。自民党結党50周年の党大会で自民党代表として最後の締
めまで任された。しかし、飼い主面した武部に対しいい加減ブチギレた彼は、武部
に反旗を翻し。武部に「ひねり潰してしまうぞ!」とまで、恫喝されたがそんな事には
ビクともしなかった。
そこまでは「エエ性根してるやん」とは思っていたが・・・。
しかし、一人前面している割には政策と云うか理念哲学が伝わって来ない。これ
はマスコミの作為的なものではどうも無さそうである。元々異常とも云える小泉劇
場の郵政解散での大勝の恩恵を受け、たまたま論文をネットで書いて応募し選挙
運動も何もしないで云わば、通りかがりの宝くじ売り場で買ったくじが当たった様
にして衆議院議員になってしまっただけの事であったのだから、それから3年間個
性を殺して、黙んまりを続けた結果。一過性の注目を浴びた一発屋のお笑い芸人
や企画物の歌手とほとんど同列になってしまった。云わば当然の結果であろう。
杉村太蔵ほどの脚光は浴びなかったが当時、八百屋のオッサンまで当選した事
だけを見ても分かる。他の刺客と呼ばれた一年生議員の片山さつきや佐藤ゆか
りちゃんの様に元官僚であったりエコノミストの実績があって1年生議員になった
連中と、フリーターやニート経験しか無い唯のサラリーマンとは品質が全く違う。
今、彼はさかんに「現職の国会議員だ!」と声高に叫んではいるが、国民から云
わせれば、ただの「たまごっち」に観る、ちょっと珍しい安物のおもちゃ程度にしか
見られては居ない。
冒頭に書いたセミナーに集まった600人の客も、飯島勲の力でしかなく。飯島勲
も、麻生さん始め今の自民党の政策が小泉改革と逆行している事に対するメッセ
ージを発信する為に、話題性の高いしかも小泉チルドレンの杉村太蔵を利用して
いるだけに過ぎない。今度の選挙でいくら辣腕飯島勲がバックボーンについても
民主党の地盤で激戦区の北海道1区で勝算は無い事ぐらいは飯島氏が一番知っ
ている筈だ。
「使い捨て」「立ってる者は親でも使え」の言葉通り、世の中なんてそんな事は論じ
る価値も無い事も分からない杉村太蔵くんは、結果そこまでの器でしか無いと云う
事と、これがほんとの「政治」と云うものである。
湧伊駿介のWEB
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